9月3日4日にタイのバンコクで日タイビジネスマッチングが開催されました。主催は阪南大学とタイのチュラロンコン大学のサシン経営大学院で協賛が中小企業家同友会です。今まではセミナーを聞き、そのあとは懇親会で終わりというスタイルが多かった中、自己紹介の場(一社2分程度ですが)があったり、各企業との個別と商談の場を設けたり(約30分程度)、また、商談したところの企業訪問も行ってなかなか手厚い
内容でした。また、この中に阪南大学のゼミの学生の方々も加わり充実した二日間を過ごせました。
タイの現状は日本国内では感じることができない物があります、それは、ローカル企業の躍進です。日系企業と同じようにどんどんと進んでいます。3S・5S・ISOなどにも取り組み、カンバン方式も定着してきており数社が集まり勉強会もしておられました。また、タイ企業間での価格競争も激化する様相を見せています。2015年にはASEAN地域の関税撤廃が行われ、益々広範囲での取引が行われることでしょう。その中で私たち中小企業はどのように進出すべきか、どのように関わっていくのか早急に答えを見つけ出さなかればなりません。その為にも、いろいろな方々との出会いが大切になるのではないでしょうか。