ベトナムの工業団地は現在、都市周辺はいっぱいの状態で、車で約1時間30分以上かかるところで開発が進んでいます。写真は日本の某建材メーカーの建屋を建設中、今年の8月には完成するようです。海外の工業団地は小さくても500㎡から1000㎡、中小企業にとっては初期投資には大変不利な物件ばかりです。今回、この工業団地で1000㎡の建屋を6社くらいに区切ったレンタル工場のお話があると聞き訪問いたしました。150㎡くらいで共有部分も持たして、貸し手が色々とサポートも付けてくださるとの事、私たちのような零細企業には大変ありがたい企画ですが、まだ承認が下りておりません。この地域はまだインフラが整っていません。ホーチミン市内から時間がかかり、人の確保も難しそうです。数年先には近くに新国際空港と高速度道路が出来る予定とか、そうなればインフラも各段位良くなる見込みです。タイでもBOIの投資委員会が優遇するゾーンを年々広げていく方向に動いています。優遇処置を取るのか利便性を取るのかの判断が難しくなるかもしれません。それと独資で工場を持つのか、内資で企業するのかも悩むところでしょう。自社に逢った起業を考える機会が出来ました。もう少し足で歩きその方向性を考えます。